【終了しました】 第9回若者力大賞 受賞者決定のお知らせ&表彰式のご案内

陰徳の精神で人知れず社会的な活動を継続している使命感と行動力を持った若者及びその支援者が各賞に選出されました。

世界を変えるために奮闘するユースリーダーを讃え、彼らの活動や情熱に直接触れられる貴重な機会です。

皆様のご参加を心よりお待ち申し上げます。

 


第9回 若者力大賞 受賞者紹介 計5名(敬称略、年齢は発表日時点)

〈若者力大賞〉

サヘル・ローズ / 女優・モデル(32歳)

1985年イラン生まれ(32歳)の在日イラン人で、日本の女優・モデル。

幼少時代を孤児院で過ごし、7歳の時、現在の養母となる女性と出会い、8歳で養母と共に来日。血のつながりのない養母に愛情深く育てられたおかげで、今の自分があると告白する。

誰もが生まれてきてよかったと思える社会にしたい、そう語る彼女が1人1人の子どもと向き合うことの重要性を訴える。

様々な苦難を乗り越えながら、高校時代から芸能活動を始め、現在は、同じ境遇に苦しんでいる孤児院の子どもたちを支援し、自身が有名になることで、同じ境遇で育つ孤児院の子どもたちに夢を与えようとしている。

夢は、イランに児童養護施設をつくること。

また国際人権NGOと共同で、施設養護から家庭養護への社会変革を成し遂げるべく、政策実現にも貢献している。

現在、女優、タレントとして多くの番組等に出演し、7本のレギュラーを持つ。  

〈ユースリーダー賞〉 2名

堀江 敦子(ほりえ あつこ) / スリール株式会社 代表取締役(32歳)

1985年生まれ(32歳)、スリール株式会社 代表取締役。

20代女性の多くは専業主婦志向が高まってきている。その背景には仕事と子育ての両立への不安が影響している。若者に当事者意識を持ってもらうための方法として、仕事と子育ての両立を体験する「ワーク&ライフ・インターン事業」を展開。共働きの家庭に、大学生が子育てインターンとして入り、自分たちの将来の姿でもある子育てや働き方、生き方をリアルに学ぶ機会を持ってもらうというもの。将来に悩む大学生が、仕事と子育ての両立について学び、それが共働き家庭を支えることにもなる。

2010年設立したスリール株式会社(スリールは仏語で「笑顔」)は現在、若手のライフキャリア教育や、管理職のダイバーシティマネジメント研修など、「子育てをしながらキャリアアップする」人材育成・組織開発の事業を企業や行政にも展開している。少しずつ意識を変えていけば、社会が変わるかもしれない。キャリア教育と子育て支援、少子化対策を一度に担える事業によって、「誰もが自分らしいワーク&ライフが実現できる社会」を目指す。

矢田 明子(やた あきこ) / Community Nurse Company株式会社 代表取締役(37歳)

1980年生まれ(37歳)、Community Nurse Company株式会社 代表取締役。

「コミュニティナース」とは地域の住民たちとの関係性を深めることで、健康的なまちづくりに貢献する医療人材。病院で働く看護師との違いは、専門的な治療の補助を行うのではなく、日常的な相談や、見守り、巡回などを通じて身近な安心を提供することで地域に関わり、まちを健康にする存在。

健康診断を受けていなかった父の死をきっかけに26歳で看護師を目指し、島根県雲南市で、課題の多い地域医療の現場で住民に寄り添った解決策を次々と打ち出している。自らを“コミュニティナース”と呼んでスマホのアプリを活用した訪問看護の立ち上げに寄与し、自宅で過ごしたいお年寄りたちの願いをかなえたり、さらには全国から学生が集まる地域医療を学び体験するツアーなどを通して、地元に多くの医療関係者を呼び込んでいる。高齢化が進む中、住民の健康を守るヒント満載の矢田さんの挑戦は、他の地域へも展開を始めている。

〈ユースリーダー支援賞・個人部門〉

小杉 周水(こすぎ しゅうすい) / 音楽家(41歳)

1976年生まれ(41歳)、音楽家。

生まれつき目に障害があり、両親の勧めで6歳からクラシックピアノを習い学生時代はロンドンへ音楽留学するなど音楽活動に取り組む。3人の子どもに恵まれる中で、育児のつながりを通して耳の不自由な子どもと出会い、障がいを持つ親の複雑な思いに気づいて、「僕自身、目が不自由だったけれど明るく育ち、親となった。障がいを持つ親に『心配はいらないよ!僕は子どものころからこんなにこんなにハッピーで、明るく幸せだったよ』という想いを伝えたい」という気持ちから、2014年に「育音(Iku-ON)」というプロジェクトを立ち上げた。「育音」は、音楽を通した育児で、様々な幼稚園、小学校、障がい者施設を訪問し、紙芝居や唱などを披露しながら、「音楽を通した子どもの成長」と「保護者の方々の励まし」を行なっている。どこでもいつでも最高に可愛い子供達の笑顔に囲まれて、時に真面目に時に面白おかしく、子供達と大人達に向けて、言葉と音楽でメッセージを発信し続けている。

〈ユースリーダー支援賞・団体部門〉

株式会社リバネス / 代表 丸 幸弘(39歳)・高橋 修一郎(40歳)

丸 幸弘(代表取締役CEO、1978年生まれ39歳)、高橋 修一郎(代表取締役社長COO、1977年生まれ40歳)。

「Leave a Nest」(巣立ち)が社名の語源のリバネスは、「科学技術の発展と地球貢献を実現する」という理念のもと、そこに集まる専門知識や技術・人などをつなぎ、組み合わせることによって社会に新たな価値を創出する研究者集団であり、小中学校への科学出前実験教室を通じた次世代育成や研究者の研究成果を事業化するシードアクセラレーションプログラム「TECH PLANTER」などを事業としている。研究成果の事業化の事例としては、ミドリムシのユーグレナをはじめ、孤独を解消するロボットを開発するオリィ研究所、日本初大規模遺伝子検査ビジネスを行うジーンクエスト、次世代風力発電機を開発するチャレナジー、腸内細菌ベンチャーのメタジェンなど多数。幼少期をシンガポールで過ごした代表の丸氏は、異文化と多様性に触れて育ち、日本に帰国すると現状の画一的な教育環境に唖然とした。世界を変える仲間が欲しい、その想いを実現すべく、世界の研究者の知を集め新しいものを生み出す知識プラットフォームを構築している。


【終了しました】「第9回若者力大賞」表彰式&交流会のご案内

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【プレスリリース】第9回若者力大賞
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第9回若者力大賞表彰式案内チラシ
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