通算第29回目となる「異業種交流研修会」を、
2018年5月14日に、東京・丸の内にあります
東京海上ホールディングス本社会議室を
お借りして開催いたしました。
会員企業の幹部社員を初め、
50名を超す参加者を集めて行われました。
今回の講師には、
東京海上ホールディングス(株)
代表取締役社長 永野毅様をお招きして、
「東京海上グループの挑戦
-日本発のグローバルGood Companyを目指して-」
と題して、大変熱のこもったお話をお伺いいたしました。
ご講演では、
・東京海上グループの概要
・グループ一体経営
・人材育成
について、同社の、とりわけ永野社長ご自身の、
信念・理念に基づいた経営のあり方が紹介されました。
そして最後のテーマに、
・To Be a ”Good Company”
-経営で一番大切なことー と題して、
次のようなお話がありました。
①Look Beyond Profit
仕事の目的を常に考える。
目的、それは決して「金儲け」ではない。
「会社にとって利益は空気のようなもの。
それがなくては死んでしまうが、
人は空気を吸うために生きているわけではない」
(ベン・ホロウィッツ)
我々の目的、それは
「お客様、地域社会の”いざ”という時に役に立つこと」。
常に「世の中をどう変えたいか」を考えることだ。
②Empower Our People
すべての原動力は「人」にある。
③Deliver On Commitments
約束はきちんと果たすこと。
この3つのサイクルで「Good Company」を目指す。
これは、世界中の社員にいつも語っていることである、
と話されます。
そして最後に、グローバル経営においては、
①ダイバーシティ(多様性) → 遠心力
②コアアイデンティティ(共通の目的意識、理念、思い) → 求心力
この2つが、そろって強力であることが大切であると話されました。